2012/11/06

『僕がペンを走らせるのは』

ここ一年くらいいろいろ書いたり描いたりしましたが、
要約するとこうなる気がします。

裏紙から始まる夢物語が、
いつまでどこまで続くかなんて
きっと誰にも分からない。

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僕がペンを走らせるのは、
自分の両目を塞ぐため。
黒と灰色のこの世界から、
自分の瞳を守るため。

僕がペンを走らせるのは、
心の隙間を埋めるため。
ないものだらけのこの世界の、
寂しさを少し埋めるため。

僕がペンを走らせるのは、
ここにいるよと叫ぶため。
モノにあふれたこの世界で、
自分の居場所を示すため。

僕がペンを走らせるのは、
自分自身に出会うため。
考えてもない無数の言葉が
リンクをたどって表れる。

僕がペンを走らせるのは、
見たい世界を描くため。
裏紙から始まる夢物語は、
いつかきっと僕らを変える。

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